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はるちゃんのこと。

とても突然のご報告となりますが


我が家の黒猫はるちゃんが

本日2/11(土)19時頃

心筋症で急死しました。

享年3歳10ヶ月でした。


以下に詳細を綴りたいと思います。

恐らく物凄く長文になるかと思いますが

出来る限り多くの方に読んで頂き

家族であるペットとの生活を

今一度、大切にして頂きたいと願います。



2/11(土)

私は夜勤明けで午前中に帰宅しました。

はるちゃんはいつもと変わらずお出迎えをしてくれました。

我が家は私が仕事中は、家族が猫達のお世話をしてくれています。

私は仕事から帰ると自分が不在だった時の猫達の様子を、家族から聞くのが毎日の恒例でした。

仕事での申し送りのような感じです。


はるちゃんは朝ご飯も完食し、朝一で便排泄も済ませたとのことでした。

私が仕事の間、何も異常は無く、私が帰宅してからもそれは同じでした。

いつも通り昼ご飯も完食して、りんちゃんと少しじゃれ合って遊んだりして、午後、夜勤明けでうたた寝していた私の隣にくっ付いて一緒に寝ていました。

本当に何の異変も無い、穏やかな日常でした。


夕方17時、はるちゃんと一緒にうたた寝から起きて、もうすぐ夜ご飯だね〜とお話していました。

はるちゃんもお腹が空いていたのか、早くご飯くれ〜と私に話し掛けてきてました。


そして17時半。

それまで全く異変の無かったはるちゃんが、少しえずいて、人間の親指ほどの大きさの吐瀉物をケロっと吐きました。

それは昼ご飯のフードの塊のようなもので、異物も血液なども見られませんでした。

猫の嘔吐はままあることで、はるちゃんも月に1〜2回、フードの塊を吐き出すことがありました。

吐瀉物にそれほど異常もなく、日頃も食欲旺盛、体重減少なし、排泄も異常なし、りんちゃんと遊んだりもして、毛艶や口内環境も良好。

なので、それほど気にはしていませんでした。

ただ掛かり付けの獣医師には以前から相談していて、ちょっと胃腸が敏感な子なのかもね、ということで、消化に良い準療法食のようなフードを食べさせていました。


はるちゃんは元野良猫で、生後5ヶ月の時に私が保護しました。

保護した時から酷い猫風邪で、左目は結膜炎で潰れていました。

幸い眼球自体に問題は無かったので、生後8ヶ月の時に行った去勢手術の際に、左目の切開手術も行いました。

しつこい回虫もお腹に寄生していて、一度駆虫した後に再発し、完全に駆除するのにトータルで半年ほど掛かりました。

元々あまり身体の丈夫な子では無かったのですが、それでも大きな持病も無く、日頃もとても元気でした。

そして、とてもとても優しくて穏やかな子でした。


今回もいつもの嘔吐かな?と思ったのですが、ケロっと吐いた後、何だか部屋をそわそわ歩き回り、腹部も胃痙攣を起こしているように微弱な痙攣をしていて、何度かえずくような仕草をしました。

そしてペタっと座り込み、また立ち上がって歩き回ろうとするのですが、今度は腰が抜けたように後ろ足がへにゃへにゃした歩き方をしていて、またすぐにペタっと座り込んでしまう、という動作を繰り返しました。

これはちょっといつもの嘔吐時には見られない様子で何かがおかしい、と思いました。

掛かり付けの病院は木曜日が休診、日曜・祝日が午前中のみ診察となっています。

今日は土曜日だから19時まで開いてるはず、と17:50に病院へ電話をしました。

すると病院スタッフが出てくれて、状態を伝え、今から受診可能か聞いたところ、今日は土曜日だけど祝日だから、本当はもう閉まっていると言われました。

そこで私は初めて今日がただの土曜日ではなく、祝日と被っていることに気が付きました。

ただ休日診療手当てとして治療費が高くなるけど、それでも大丈夫であれば緊急で診ると言ってくださり、お願いしてすぐに車で家族と一緒に病院へ向かいました。

掛かり付けの病院は我が家から車で5分ほどの近距離にあります。

はるちゃんを保護した日から3年間、ずっとはるちゃんとりんちゃんを診てくれている先生です。


病院に着いた頃にははるちゃんは座位も保てなくなっていて、ぐったり横たわっていました。

そして苦しそうに口呼吸をしていて、心拍数も早く、身体は汗でぐっしょり濡れていて、よだれが垂れている状態でした。

ただ鳴き叫んだり、暴れ回ったりはせず、激しい嘔吐や痙攣もなく、目の焦点も合っていて、意識も正常でした。


初め先生は誤飲を疑いました。

後ろ足が麻痺状態になっているのも、パニックで腰が抜けているのか、何か異常が起きているのか、不明でした。

まずはすぐにレントゲンを撮り、その結果が出るまでの間にエコーをしました。

エコーの画面に写り出されるはるちゃんの心臓を見て、先生が「心臓の形や動きがおかしい」と言いました。

それからすぐにレントゲンも出来、それを見ると肺に水が溜まっていて、心臓も大きく肥大していました。

はるちゃんの心臓は通常サイズの2倍程の大きさになっていて、俗にバレンタインハートと呼ばれる状態だと先生から教わりました。

イムリーな名前ですが、とてもそんな可愛いものではありません。


はるちゃんが最後にレントゲンを撮ったのは、去勢手術後に回虫を駆虫していた頃で、およそ3年前となります。

この3年間、ワクチンやレボリューションなどで定期的に通院はしていたものの、精密な健康診断は受けていませんでした。

先生いわく、猫の心臓病は心雑音の無い場合が多く、通院時での聴診では異常が見付けられないとのことでした。

そして精密な健康診断も7歳〜の高齢になってきた猫には勧めているが、日頃元気なまだ若い猫が受けることは稀だと言われました。

後ろ足の麻痺は心筋症が原因で、脚の付け根の大動脈に血栓が出来て、血流が阻害されているからだと判明しました。


原因が判明し、これから出来ることは「肺の水抜き」と「血栓を溶かして取り除くこと」のみで、肥大してしまった心臓を元に戻すことは出来ないと言われました。

そしてもし今回出来る限りの治療をして家に帰れる状態まで回復したとしても、この心臓では血栓の再発や発作が起きて突然死する可能性が高く、恐らく長くは生きられない、とのことでした。

大きな病院へ行けば血栓の手術は出来ても、やはり心臓を元に戻すことは出来ないし、麻酔や手術に耐えられず亡くなることもある、と。

要するに打つ手なしで、出来る限りの処置をし、痛みや苦しみを和らげる鎮痛剤なども投与するけれど、お別れをする心の準備をした方が良い、と言われました。


はるちゃんがケロっと親指サイズの吐瀉物を吐き出してから、原因が判明するこの瞬間まで、わずか一時間の出来事でした。

信じられますか?
たったの一時間です。

たったの一時間で、これまで何も異常が無く、穏やかに過ごしてきた大切な家族が死ぬと言われたんです。

本当にほんの一、二時間前まで、相変わらずの甘えん坊で、私にぴったりくっ付いて一緒に寝ていたのに。

ご飯を完食して、排泄もして、りんちゃんと遊んで、何も変わりなかったのに。

体重減少、食欲減退、元気がなくうずくまっていることが増えた、などなど一切ありませんでした。

むしろ日頃からご飯ちょうだい〜とせがんできたり、これで遊んでよ〜とおもちゃを持参したり、まだまだ若い猫らしく活発でした。


はるちゃんを病院に託し、一番に行って欲しい処置は今はるちゃんが感じている痛みや苦しみを取り除くことだと先生にお願いして、家に帰りました。

家に着いたのが19:10、
それから20分後の19時半、病院から電話が掛かって来て、危篤状態だから早く来て欲しいとのことでした。

すぐにまた病院に行くと、はるちゃんは心肺停止していて、先生に心臓マッサージを受けているところでした。

私が家に帰宅し、酸素室に入ったはるちゃんは10分ほどで苦しそうにもがき出し、先生が鎮痛剤を追加投与しようとしたところ、肺に溜まった水を大量に嘔吐し、危篤状態となったそうです。

吐き出した水は血が混じり真っ赤だったそうです。

家族全員ですぐに病院へ行き、看取った後に、心臓マッサージを止め、死亡宣告を受けました。

2/11(土)20時のことでした。


17:30に嘔吐し
17:50に緊急受診。
18:50に予後不良の宣告を受け
19:10に人間のみ帰宅し
19:30に容体急変で再び病院へ行き
20:00死亡。

怒涛の二時間半でした。


これまでずっとずっと一緒にいた大切な家族が、たったの二時間半で二度と帰らぬ存在となりました。


主治医の話や、帰宅してから調べて読み漁ったインターネットでの情報でも、猫の心筋症については原因不明なことが多く、治療も難しく、予防法もこれと言って無い、とのことでした。

はるちゃんも大きな前兆なく、明らかな異変を感じた時にはもう手遅れの状態でした。


はるちゃん、もうちょっと苦しそうにしたり、元気が無かったり、何かしら具合が悪そうにしてて欲しかったよ。

いつから心臓が大きくなってたのかな?
いつから肺に水が溜まったんだろう?
いつから後ろ足の付け根が痛かった?

最期の最期まで、いつもと変わらず、りんちゃんとも遊んであげて、優しくて穏やかで我慢強い良い子だったんだね。

あんな心臓じゃ本当は日頃から苦しい時があったんじゃないのかな?

ひとりで抱え込んでジッとしてたのかな?

気付いてあげられなくてごめんね。
どうして気付いてあげられなかったのかな。

本当に全く前兆が無かったと言えるのか。
私達人間が見落としていただけなんじゃないのか。
もっとしてあげられることがあったんじゃないか。

もっと通院して先生に診てもらってれば良かった。
子猫の時から毎年精密な健康診断を受けていれば良かった。
去年の夏にりんちゃんが来たこともストレスになったのかな?
一人っ子だったら良かったのかな。
何をどうしていたら良かったんだろう。

なんて
ぐるぐると考えてしまいますが
先生もインターネットの情報でも
何をどうしていたって
この病気になる時はなるし
それが運命で、寿命だったと思うしかないんです、とのことでした。

つい先日も若いアイドルの女の子が不整脈からの心不全で亡くなりました。
亡くなる数日前までは家族と旅行に行っていたのに。

人も猫も
いつ何が起きるか分かりません。


定期的な健康診断や
早期の受診や
日頃の食生活に気を付けたり
住環境を良くしたり
出来ることは全て行い

その上で
一日一日を大切に
なるべく後悔の少ないように
真摯に生きるしかないのだと改めて痛感しました。


昨日の金曜日、
私は夜勤でしたし
平日の日中もフルタイムで仕事をしています。

何だか
今日私が夜勤明けで帰宅して
穏やかなひと時を共に過ごすまで
はるちゃんが頑張ってくれていたような気がしてしまって、
どうして本当に最期の最期までこんなに良い子なんだろうと
どうしてこんなに優しい子が死ななくてはいけなかったんだろうと
悔しくて悲しくて仕方ないです。
まだまだ10年も20年も一緒にいたかったです。

はるちゃんとは不思議な出会い方をして
保護に至った経緯もちょっと変わってて

まるではるちゃんが私や我が家を選んでくれて、
家族になることが初めから決まっていたかのようでした。

はるちゃんが我が家に来てくれたことで
私も家族も、毎日癒され、元気をもらい、はるちゃんの存在そのものが、我が家全員の生き甲斐になっていました。

もう二度と
こんなに優しくて、可愛くて、甘えん坊で、ちょっと抜けてて、不思議な猫ちゃんには出会えないと思います。



痛みや苦しみを感じる時間が短かったことは僅かな救いでした。

休日なのにたまたま先生が病院に居てくれて、診てくださって、本当に良かったです。

真夜中に発作を起こして、家ではどうすることも出来ずに、はるちゃんがのたうち回って血を吐いて苦しみながら死んでしまわなくて本当に本当に本当に良かった。

それもまたはるちゃんが引き寄せて、用意してくれた運命だったのかな、と思います。

はるちゃんがいっぱいいっぱい良い子に頑張って来たから、神様が最期だけは少し優しくしてくれたのかも知れません。


はるちゃんと出会って、我が家に来て共に過ごした時間は3年半ほどと短いものでしたが、とてもとても幸せでした。
はるちゃんも同じ気持ちだったら良いな。
きっと同じ気持ちだよね。

周囲の人達から「はるはママっ子だね〜」って笑われるくらい、いっつも私にべったりくっ付いていたはるちゃん。

はるちゃんに好いてもらえて本当に嬉しかった。

2013年9月20日、はるちゃんを保護して本当に良かった。
私の人生で一番の功績だね。


今頃は虹の橋を渡っているのかな?
きっと仲間の猫ちゃん達が一緒に居てくれてるよね。

人間のことは大好きだけど、他猫ちゃんのことはあんまり得意じゃないはるちゃんだから、ママは少し心配だけど、とっても優しいはるちゃんだから、すぐにお友達が出来るはず。
寂しがり屋で甘えん坊のはるちゃんだから、お友達と一緒に居てもらうんだよ。
もう何も苦しくないよね。


毛皮を着替えて、また出会えたりするのかな。
その時はまたはるちゃんらしい、特殊で不思議な出会い方をセッティングしてくれるかな?
そうしたらすぐに気付けるんだけどな。



遺体は家に連れて帰り
段ボールにはるちゃんがお気に入りだった毛布を敷き、そこに寝かせました。
ちゅーるやおもちゃも一緒です。

明日朝一で動物霊園に電話をし
火葬の予約を取る予定です。

今夜は私の部屋で
はるちゃんに寄り添って過ごします。

身体はもう冷たく固まってますが
毛並みはサラサラで
本当にいつも通り眠っているようにしか見えません。

名前を呼んで、顔を撫でたら
いつものように目を開けてくれる気がします。

朝になったら
何事も無かったかのように
伸びをして、起き上がってきそうです。


神様、
今ならまだ「やっぱ無し!」も受け付けますよー。

はるちゃんが起き上がって来ても怖がったり、きみ悪がったりしないですから、処置代めっちゃ高かったのに何だよ!なんて言いませんから、何円かけてもはるちゃんが生き返るならそんなこと無かったものに出来ますから、はるちゃんを生き返らせてくれても良いのですよー。

奇跡、起きないかな。
きっとお骨になるまで奇跡を願っちゃうよ、はるちゃん。
ねぇ、はるちゃん、起きて。
一生はるちゃんのしたいように好きに生きて良いから、お願い。

とか
往生際が本当に悪いんです、私。

ずっとはるちゃんが甘えん坊で寂しがり屋で私が居ないと生きられないのねって笑われて来たけど、それは私の方だったんですよね。

私だけが知ってた真実ですが
もしかしたらはるちゃんにはバレていたのかも知れません。
だからずっと私の傍に居てくれてたのかな。
優しいはるちゃん。








とても長いブログとなってしまいました。

ここまで読んでくださった方がいましたら、本当に有難うございます。


出来ればこの話を
犬猫に限らず
動物を飼っている全ての知人友人の皆様に伝えて欲しいと思います。

そして
今一度ご自身の家族を大切にして頂きたいです。
これまでよりも一層強く。


我が家にもまだもうひとり猫ちゃんが居ますので
これまで以上に大切に接し
気を配ってあげたいと思っています。

まだ一歳にもなっていませんが
定期的に精密な健康診断も受けさせます。

はるちゃんと違ってりんちゃんは
通院が大嫌いなので
通院させるストレスのことも懸念事項ではありますが…

正しい知識を得て
適切な対応をして
あらゆる事に気を付けて努力していても
病に倒れることは勿論あります。
運命…なんでしょうね。

だからこそ一日一日を
もっと大切にしたいです。


今回はあえてはるちゃんの写真は載せません。
長く、一方的な文章のみでごめんなさい。

遺影や後日談などは
また改めてご報告させて頂きますね。


まだまだ寒い日が続きますので
皆様も、ご家族も、お身体を大切にお過ごしください。